聖なる夜に
「さっ、次行かなきゃ。時間がいくらあっても足りないんだから」
僕の背負ってる袋はいっぱいだ。今にもはちきれんばかりに詰まってる。詰まってるんだ、夢が。
僕はサンタクロースだから。みんなに夢を与えるのが仕事だから。みんなが夢を捨ててしまったら、何度だって、どこにだって拾いに行くよ。それが僕の仕事なんだから。
だから笑ってよ。僕のプレゼントで、最高の笑顔つくってよ。それが僕の仕事なんだから。
それがサンタクロースだから。
聖なる夜に届けに行くよ。
ー完ー
