幼馴染はお医者さん



次の日から
指示された検査や治療を受けながら病院でゆっくり過ごした。
愁くんも時間をみつけて来てくれて
話し相手をしてくれたり
看護師さん達もみんな優しかった

ご飯はお世辞でも美味しいと言えなかったけど
頑張って食べて薬もしっかりのんだ

「入るよ」

入院して5日
朝の回診で愁くんが部屋に来た

「きり、おはよう」

「おはよう」

「体調はどう?」

「別に変わらないけど」

「そっか、よかった
入院中も発作出てないし
薬でコントロールでき始めてるから
今日、検査して結果次第で明日、退院にしようと思う」

「えっ、本当?」

「うん、きりが頑張って安静にしてくれて
治療も嫌がらず進めてくれたからなんとか退院させてあげれるかもしれない」

「長かった...
仕事ももう休めないと思ってたし
ちょうどいい、ありがとう」

「とりあえず検査呼ばれたら行って来て
いつも通りだから」

「わかった」

1週間って言われてたが1日だけ早く退院できそう
嬉しい

暇な日中も美味しくないご飯も
明日で終わり

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