追憶の愛情~想い出せない貴方へ~


触れるだけの優しいキス。

啓君はすぐに唇を離したが

「…ありがとう。啓君」

でも私はそれだけでも嬉しくて
涙を流しながら微笑めば


「…柚月、」


啓君は凄く辛そうな表情をしながら
私の手をぎゅっと握ると

また唇を重ね合わせてきた。
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