誓約付き!?期間限定の同居生活~不仲なはずの狼系ドクターは、義妹を寵愛する
翌朝の9時前頃。
何だが入り口で、話声が聞こえるような・・・
「ダメだよ、まだ早いって」
「でも、会いたいわ」
「僕もおめでとうって言いたいです」
「男子はダメよ!気を使いなさいよ」
「しっ!声が大きい!藤里さん、起きちゃうじゃないの!」

この声の主達は・・・
「皆さん、大丈夫ですよ」
その言葉で、管理課の人達が入って来た。
「ごめんね、心配で、どうしても顔が見たくて」
「ありがとうございます。皆さんには、お休み中、ご迷惑お掛けします」
「そんな事、心配しなくていいのよ」
「僕が、倍速でやりますから、心配しないでください」
「口だけ倍速だけどね」
「そ、そんなことないですから。ねぇ、藤里さん」

産休と育休の間、フォローしてくれて大変なのに・・・
「ありがとうございます。退院の時は、ご挨拶に行きますね」
「楽しみだなぁ。僕の顔、来真君に早く覚えてもらわないと」
その言葉に私が笑うと、
「・・・もう、寝ぼけたこと言って。私達、仕事に戻るわね」
皆は手を振って、部屋を出て行った。

白波医院に来て良かった・・・
素敵な仕事仲間にも、巡り会えたから・・・
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