月の雫 ~愛してくれる貴方へ~
「すみません」「ごめんなさい」
いつしか私はその言葉を口にするのが
癖になっていた。
私は...出来損ないの
産まれてはいけない人間だったんだ。
部屋の奥で1人…ほとんど誰とも話す事はなく
櫻木組の為にデータ管理や書類の作成なども
家で出来る事はしたが
両親はそんな事では私を見直す事もなく
大人になっても体調が悪い日々が続き
寝込んでいる私に
ずっと冷たい視線を向けられていた。