月の雫 ~愛してくれる貴方へ~
辻川さんがいなくなり
響さんと2人きりになった部屋。
「…響さん、おかえりなさい」
私は微笑みながら
今度は自分から響さんに抱き着く力を込めれば
「ルナ…啓と何かあったの?」
響さんは私の髪に触れながら
心配そうに聞いてきた。
「…いえ何も。
ただ、今凄く響さんに甘えたくなったので」
最近響さんが抱き締めてくれるみたいに
私からもぎゅっと抱き着けば
「…ルナは本当に可愛いね。
ずっと俺の傍にいるんだよ」
響さんはそんな甘い言葉を掛けてくれた。