もう一度
ぼうっと辺りを眺めていると佐竹くんと目が合った。

な、なんでっ!気まずいよー!

っていうか、佐竹くんがもしかしてゆずに昨日のことを言ってしまったらっ………

最悪の事態を考えて背筋が寒くなる。

そして同時に昨日のことを思い出す。

だ、だいぶ大胆なかんじで泣いちゃってたからなぁ。

昨日のことを思い出してまた後悔。

ううう…。
佐竹くんが昨日のこと忘れてますように。

んで、いっそ詩音くんも私のこと忘れてますように………。


詩音くん、困っただろうなあ。
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