尚美~最後のレディース
それから数日後の木曜日。
英二達は約束通り、ステッカーを全てサバいてくれて、上がりのお金を真弓の家に届けてくれた。
「ほらよ、2万」
「ありがとー。
マジごめんな、2人共」
「いえいえ、こちらこそ」
クスクスと笑いながら真弓にそう答える英二。
私はテーブルの上に置かれた2万円に、五千円札が3枚も紛れ込んでいるのを見て、
こいつらのポケットに大体いくら入ったのか、予想がついた。