尚美~最後のレディース
「来たー、お巡りさんだー」
前方の道路脇でライトを消して待機していた、6台程のパトカーの回転灯が、
私達が近付くと一斉に綺麗に光出すが、
連盟の長い列をしばらく見送りながら、一番後方のケツ持ちが通過するのを待ってから国道に出て、追尾を開始した。
「ありゃあ…
ずいぶん後ろだな、警察。
スリル無いね」
遥か後方のパトカーに振り返りながら、真弓がボヤいた。
「…うん、でも面白いよな。
なんか、血が騒ぐ」
「へえ、珍しいね。
尚美がそんな事言うの」
「そう?」
「うん」