華の咲きかた








「じゃあ…なんで…


恋愛ごっこなんて言うんだよ…」




「俺はただ、先輩に言われた通り優香の彼氏になっただけで、


先輩を好きな気持ちは何も変わってないよ」




「……。」











冷たい人間だとか、そんな次元の話なんかじゃなく、




京介はただ、私が悲しむのが嫌だったから優香と付き合う事を承諾しただけで、




私が喜ぶと分かれば、京介はきっと、誰を不幸にしてでも私が笑う方を選ぶ。







ただ、それだけだった。










< 132 / 270 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop