華の咲きかた
「傷しか…残らない?」
「そう。
この際だからもう一つ、
バカな美咲ちゃんに教えてあげようか?」
「え…あ、はい…」
「あんたはね、
優香に魔法をかけられたんだよ」
「優香に…魔法?」
マドカさんは、人差し指で私の額に軽く触れた。
「そ、京介をね‥‥
好きにならない魔法…」
「え…?」
突然、意味不明な事を言い出すマドカさん。
私はとりあえず、
マドカさんが笑っているから、深く考えずに真似して笑ってみた。