御曹司たちの溺愛レベル上昇中



首を横に振るわたしの背中を擦り、雪さんは安心したような顔でわたしのことを見ると、つられて颯くんも響くんの表情も和らいだ。



「大丈夫ですよ、ありがとうございます……と言うか、心配してくれてありがとう。でも一つだけ……」


と、わたしが言いづらいオーラを出してしまったから、和らいだ三人の顔に心配の色が。


「いやっ怪我は関係なくて。昨日、部屋に戻ったまま寝ちゃったから、その……シャワー、浴びたくて……」


お風呂入ってないって、あまり男の子に言いたくないのだけどもね、致し方ない。

恥じらいとかは置いといて、松葉杖を使い一歩踏み出せば、なぜかにこりとする響くんがふっと耳打ちしてきた。


「一人で大丈夫ですか?……なんなら僕も一緒にお供しますけど?シャワー」



と。





──え、なんて?




「……あ、えっと」


理解してつい赤くなってしまったわたしに、響くんは微笑むも……
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