御曹司たちの溺愛レベル上昇中
……要はどんなのがいいですか?ってことだろうか。
再び画面に視線を戻すけど、ぶっちゃけこういった露出の高い水着を着るつもりはない。
別荘近くに海でもあるんだろうけど……
ううん、とわたしは首を横に振り、スマホを軽く押し返した。
にも関わらず、隣から感じる視線に目だけ向ければ、膨れた顔の響くんが……。
──お"。
でも年相応のかわいらしい顔だと感じなくない。普段大人びてるし。
響くんは操作した画面をまた私に見せた。
いや、NO THANK YOU。
「……お前ら何してんだよ。つか響、ずっと何見て──」
いつの間にか顔を上げていた颯くんが、響くんの携帯を覗く。抵抗しないからすんなり覗けたわけだけど。
「颯くん?」
「何固まってるんです?」
ゆっくりと頬を赤く染め、颯くんは自身の顔を手で覆った。
「お、おまっ……何で水着なんか小柳に見せてんだよ!」
「み……水着?」
雪さんも反応を見せ、水着って単語だけに赤くなってしまった。