背中
「サトミちゃん、だったっけ?」

「うん。」

初めて名前を読んでもらう。


「東京、ほとんど来たことないから案内してよ。」

「え?でも、定番のところしか知らないよ、私。」

サトミの言葉に、土門は左目を瞑って言った。


「大丈夫。定番な所すら初めてなんだから。」

サトミはその言葉に、にっこり笑った。


初めての季節は始まった。
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