エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~
姿勢を崩されテーブルの上に上半身を叩きつけられる。

「お前!舐めるなっ!」

上から覆い被されるようになられてもう逃げ場がない。

どうしよう…どうしたら…

崎本さんの顔が浮かんで涙が出てきた。

万事休す…



と、その時だ。

パタンと研究室の扉が開いた。

誰かきてくれたっ!

と、立っていたのは…

お父さんと桐生さんだった。

「な、何やってんのよ!朔也さん。信じられない」

朔也さん?
< 159 / 301 >

この作品をシェア

pagetop