偽りの世界

「はょっ」

思わず立ち止まる。

朝からさわやかな声

杉山しかいないと思った。

私とは逆の世界で生きる

そんな人。

皆に挨拶してまわる

その勇気が欲しかった。

私はまた

歩き始める。

誰からも必要とされない

この場所から

また

歩き始める

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