偽りの世界
「でさ、明日からは
どうするんだ??」
「え」
食器の後片付けを終えて
ソファ-で座っていると
急に杉山が声をかけてくる。
「・・・」
私が答えられずにいると
「俺が何とかしてやりてぇけど・・・
俺が原因なんだから
何かしちまうとさらに悪化するよなあ」
本当に悩んでいるようで
私は思わず下唇をかむ。
「ねぇ」
私は思いついたように
窓のほうを見つめる。
「どおした??」
私は笑って窓の方に
指をさした。