花隠し


「…それで、話の続きいいかな?」


「うん……」



切り出せば、実里の表情がまた消えていく。



「お母さん…昨日の夜から変だったの。ぶつぶつなにかを呟いたり、どこか遠くを見て笑ったりするの」



背筋に嫌なものが這った。



なんだか覚えのある、美里のお母さんの奇行。


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