花隠し


「それで、話の続きいいかな?」


「うん……」




切り出せば、実里の表情がまた消えていく。




「お母さん……昨日の夜から変だったの。ぶつぶつなにかを呟いたり、どこか遠くを見て笑ったりするの」




背筋に嫌なものが這った。



なんだか覚えのある、美里のお母さんの奇行。


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