花隠し


「一緒にお母さんに会いに行こうって言ったでしょ!急げば絶対に間に合うから!感情に負けちゃだめ!」



実里の腕を掴んで立ち上がらせた。
 


私だって怖い。



足が震えるのなんて同じだった。



けど実里のほうが何倍も怖いに決まってる。



少しでも悪い未来に進まないように私が導いてあげたかった。


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