(一)この世界ごと愛したい
私はるうが帰ってくる前に寝れるように、ベッドに転がり布団を被る。
けど、そんな気持ちは通じなくて。
割とすぐにるうが戻ってきてしまった。
が、私は寝たふり作戦を続行。
布団の中で動かないように静かに待機。
「……。」
「……。」
徐々に近づいてくるのが分かるが、大丈夫だ。
バレてないバレてない。
「…っ!!」
ベッドで横になってる私の隣にるうが転がったのが分かった。
そして、そのまま私は腕の中に収められる。
「バレてるに決まってんだろ。」
「……。」
なぜバレた!?