(一)この世界ごと愛したい
そしてたぶん、そこそこ強い。
ここは仲良くしても問題ないだろう。
「…もういいよ、るう。」
私はこの人には普通に接することにしよう。
「お前どうでもよくなったろ。」
「…とにかく今は時間が惜しい。まだ確かめたいことも山程あるし。」
そう。
まだ私には時間を空けずに解決したいことがある。
そしてその問題はもしかすると、アキトの力で解決できるかもしれない。
「ねえ。」
「お?俺か?」
「東の土地へ私を連れて行ってほしいの。」