彼の溺愛の波に乗せられて
そう言われると…。
そっか。

私ももしかすると知ってたら代表者として上司になる訳だし変に気を使ったりとかしちゃってたかな…

代表者って…

ん?

好きなのは好きだとして…
やっぱり多くを求めてはいけない相手なんじゃ…

世界で活躍してた元プロサーファーなうえに、起業家として成功を納めている彼ってもの凄く高い雲の上の人では!?

私、無謀な恋をしてないか!?

こんなどスッピンのちんちくりんがわがままを言えるような相手じゃないのでは!?

どんどん暗い深海に沈んで行くようにこの気持ちの行き場が塞がれてしまった気になってきた。

「雅?」

何も話さなくなった私を心配そうに見てくる愛莉。

「やっぱり、私諦めた方がいいのかな…」

「このバカもん!」
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