大切なモノ



でもあなたは違う。


こんな答えがくれた。


「それは運命の人だからだよ―」


そんな答えを聞いたとき、一瞬驚いた。


男でも、信じているんだな。


じゃあ、私の運命の人って誰かな?


そう質問してしまった。


もっと、あなたと話がしたかったから。


そしたら、


「それは俺じゃないの?」


真剣な顔。


何も言えない私を見て。



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