振り向いて欲しくて〜初恋は甘くてちょっとほろ苦い〜
「そう?良かった。あの高瀬くんっていうイケメンが鈴宮さんをここまで運んでくれたのよ。とっても焦った顔をしていたわよ〜」



保健の先生は楽しそうに話す。



私は苦笑いをした。これから他の女子のみんなと…高瀬くんと、どう顔を合わせればいいんだろうか。



高瀬くん、私のためにこんなことまでしてくれて、、、嬉しいけど、きっと他の子にも同じようなことをするんだろな。



そう思うと胸がズキズキする。



あれ……?この胸の痛みはなんだろう?



そして、不思議なことに私は男の子が苦手なはずなのに、触られても平気だった、、、?



てか高瀬くんも女子が苦手なんじゃなかったっけ?



苦手なのに無理して運んでくれたんだな、、!申し訳ないな



「鈴宮さん、「みんなは今頂上でお弁当を食べていますよ。鈴宮さんはこの部屋で食べましょうね。」



先生から豪華なお弁当を受け取って、1人で食べた。



今頃高瀬くんはみんなの元に戻って松浦さんとかと一緒に楽しく食べてるんだろうな、、、



やっぱり心がぎゅーっと締め付けられる思いがする。



でも高瀬くんは私なんか到底似合わない。



高瀬くんには、もっと、、、松浦さんみたいな可愛くて明るい子がいいに決まっているんだから。
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