エレベーター~ツイてない二人の脱出大作戦★~
「要…友達いないの…??」

静かにケータイをのぞいた美砂ピョンがボソッと呟いた。

「いるもん!!…ウゥッ…仙がいるもん!!!!」

俺は、仙の番号を押した。

プルルルル─…



呼び出し音が、無情に響く…。


30回はプルルルルって言った時に、仙が出た!!

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