アイビーは私を放さない
お花屋さんの奥でお花を用意していると、バーバラさんがニコニコしながら話しかけてくる。
「あらあら。またメルキオールさん?」
「はい。明日、同期の方のピアノの発表会があるみたいで」
「そうなの!でも、お花屋さんってメルキオールさんの職場近くにもなかったかしら?」
「そうでしたっけ?」
メルキオールさんは、あんな華やかで芸能人みたいな雰囲気をしているけど実は陸軍所属の軍人だ。何でもメルキオールさんの家は代々男性は陸軍に所属していて、全員陸軍のお偉いさんになっているらしい。……うん、絶対メルキオールさんはアルファだ。
「きっとメルキオールさんは美月が好きなのね」
バーバラさんは嬉しそうに言う。私は慌てて「違いますから!」と否定する。メルキオールさんがこんな小娘を好きになるわけがない。花を数種類持ってメルキオールさんの元へと向かう。
「お待たせ致しました」
バラの花を見ているメルキオールさんに声をかけ、彼の目の前にお花を並べていく。上品な香りのフリージア、星形が可愛らしいリューココリネ、茎が太くて丈夫なストック、鮮やかなな花びらが美しいアネモネ、ふんわりとした薄い花びらが可愛いポピーなどなど……。
「あらあら。またメルキオールさん?」
「はい。明日、同期の方のピアノの発表会があるみたいで」
「そうなの!でも、お花屋さんってメルキオールさんの職場近くにもなかったかしら?」
「そうでしたっけ?」
メルキオールさんは、あんな華やかで芸能人みたいな雰囲気をしているけど実は陸軍所属の軍人だ。何でもメルキオールさんの家は代々男性は陸軍に所属していて、全員陸軍のお偉いさんになっているらしい。……うん、絶対メルキオールさんはアルファだ。
「きっとメルキオールさんは美月が好きなのね」
バーバラさんは嬉しそうに言う。私は慌てて「違いますから!」と否定する。メルキオールさんがこんな小娘を好きになるわけがない。花を数種類持ってメルキオールさんの元へと向かう。
「お待たせ致しました」
バラの花を見ているメルキオールさんに声をかけ、彼の目の前にお花を並べていく。上品な香りのフリージア、星形が可愛らしいリューココリネ、茎が太くて丈夫なストック、鮮やかなな花びらが美しいアネモネ、ふんわりとした薄い花びらが可愛いポピーなどなど……。