彼がモデルになったら
翌日休み時間に、蒼と菜奈が抱き合っているところに遭遇してしまった。
一瞬蒼と目が合った。
付き合ってるって感じだ。
私は慌てて目を反らした。
もうダメだ。
ホントに見ないようにしないと。
そう思った。
蒼を見ないようにしよう。
と言っても、同じクラスだから、目には入る。
あぁ気になって気になってしょうがない。
どうしようもない。
「何かあった?」
と沙織が昼休みに聞いてきた。
購買で買ったツナマヨパンをかじりながら。
「うん…」
何だかどう言っていいのかわからない。
「蒼はさ、藤井さんと付き合ってるのかな?
何か最近やたらと一緒にいるよね」
沙織がそう言った。
「そうかもね……わかんない」
私はうつむいて言った。
沙織に言えなくて隠してきた。
蒼が気になること。
けどもう、自分の中で隠してなんていられない。
沙織に話を聞いて欲しくなった。
もう、どうにもならなくなった。
今までは、蓮君のことずっと好きって話してて、蒼の話しにくかったのもあった。
「あのさ……何かね」
「どした?」
沙織の声は優しい。
一瞬蒼と目が合った。
付き合ってるって感じだ。
私は慌てて目を反らした。
もうダメだ。
ホントに見ないようにしないと。
そう思った。
蒼を見ないようにしよう。
と言っても、同じクラスだから、目には入る。
あぁ気になって気になってしょうがない。
どうしようもない。
「何かあった?」
と沙織が昼休みに聞いてきた。
購買で買ったツナマヨパンをかじりながら。
「うん…」
何だかどう言っていいのかわからない。
「蒼はさ、藤井さんと付き合ってるのかな?
何か最近やたらと一緒にいるよね」
沙織がそう言った。
「そうかもね……わかんない」
私はうつむいて言った。
沙織に言えなくて隠してきた。
蒼が気になること。
けどもう、自分の中で隠してなんていられない。
沙織に話を聞いて欲しくなった。
もう、どうにもならなくなった。
今までは、蓮君のことずっと好きって話してて、蒼の話しにくかったのもあった。
「あのさ……何かね」
「どした?」
沙織の声は優しい。