蒼い空の下で愛を誓う〜飛行機を降りたパイロットはただ君を好きなだけの男〜
海外なの?と驚いてしまうが、ワクワクしてきた。

「パスポートある?」

「もちろん」

前のめりになり応える私の顔を笑って見つめてきた。彼はいつも海外に飛んでいるが、私は久しぶり。

「グアムなら1月に乗務になりそうだから、そのまま連休を取るか」

「それじゃあ、グアムにするの?」

空港で働いていても海外に行く機会なんて滅多にない。行き慣れている彼とは違う。だからこんなに簡単にグアム行きを決めるなんてすごく驚いてしまう。

「悠里の希望があれば他でもいいよ」

「ううん、グアムに行きたい」

「よし、じゃあ休みを入れるか」

ものすごくワクワクし、興奮した私は思わず彼の腕に手を絡ませた。

「嬉しい!」

「なんだか素直だな」

そう言うと私のおでこにチュッとキスをしてきた。
彼と相談し、忙しさの落ち着く1月22日から休もうと決めた。彼はその日のグアム行きの乗務を希望し、そのまま休みを取る予定にした。
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