寵愛の姫 Ⅲ【完】
「莉茉様が受けられた痛みを、彼等は倍返しで味わえば良いんですよ。」
ぎらりと、大雅の目が残忍に光る。
「あぁ、あいつを苦しめる元凶は、さっさと捻り潰しておくに限る。」
俺の瞳にも、残忍な光が孕む。
要らねぇんだよ。
莉茉を苦しめて、俺から奪おうとする奴等全員。
………………………闇に葬ってやる。
「大雅、楽しみだな?」
時は満ちた。
くつりと、大雅へと笑みを深めた俺は、会議室の椅子に腰掛ける。