両片思いだったのに略奪されて溺愛されました
なんとなく居心地いいから、ってのが一番の理由なんだけど。
「あー、ここじゃん?」
スマートフォンの画面を指差し、パネルを見る
「あ、ここだね」
ラインに店のURLが張り付けてあったのを開き場所を確認
近くまでタクシー移動してきた俺達は、降りてからしばらく辺りを歩いて探していた
――実はこの店、知ってたけど。
道玄坂を登りきる手前にある、高層ビル。
天井の高いエントランスを抜けて、エレベーターに乗り込む