両片思いだったのに略奪されて溺愛されました










「ちょ、……ちょ。何の――」


「伊藤さんの風邪、水嶋さんから貰ったんですよね?節操なさすぎませんか」


軽蔑の眼差しで私を見た坂口君は、パタンと文庫本を閉じた。





いや、そもそもどうして君にそんな事言われないといけないの――ってか


なんで全部バレてるの

< 385 / 814 >

この作品をシェア

pagetop