あふたーすくーる
「えぇー!いいじゃんっ!お願いします」

『お断りします』

自席に座りそっぽを向きながら言う

「……じゃあっ…部活には出なくていいからっお願い!」

その言葉に驚き、勧誘をしている後藤美咲先輩と向き直って話す

『幽霊部員…ってことですか』
「うん。この際、それでもいいからっ!」

なぜこの人がこんなにも必死に私を部員にしたいのかと言うと…

「部の存続がかかってんの~!」

そう、後藤先輩がそこまでして私を入れたい訳は部の存続がかかってるから


後藤先輩の入っている女子バスケットボール部は部員が3人しかいない

1人は1年生からなんとか引っ張り上げてきたみたい

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