苦手な上司にプロポーズすることになりました
 ひっ、と逃げ腰になりながらも、礼央は叫んだ。

「僕、佑茉先輩の横に並ぶ自信がないですっ」

「そんな……薬川をいいと思わない男がいるだなんて」

 由人は信じられない事実に膝から崩れ落ちそうになる。

「いいとは思ってますよ~。
 っていうか。

 えっ?
 赤荻部長は佑茉先輩がお好きなんですか?

 ゆかりさんは?」

「ゆかりはふりかけだっ」

 ゆかりはふりかけ……。

 またこの人、謎の言葉を発している、という目で通りかかった竜吾が見ていた。
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