君との恋は面倒すぎる
「…ありがとう、こんなん食べられない…。」

「いや普通に食べてほしくて買ったから、食べて。」


ツッコミを受けながらも大事に抱える。

ぶらっと出店を見て回った後、花火を見る場所は混むからと少し離れて神社の方に来た。


「花火見たいのに近くなくていいの?」

「蒼空くん人混み苦手でしょ、私も2人で見たいからいい。」


案の定神社の方は誰もいない。

階段を登りきって、そのまま階段に座る。


「今日薫くんも紗月と見に来てるんだよ」

「へー、あの2人そんな関係なの?」

「分からないけど、今日誘いに来てた」


そう答えると蒼空くんは少し驚いた顔でこちらを見る。


「何でそんな事知ってんの。」


そっか、紗月の家で薫くんに会った事話してなかった。
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