君との恋は面倒すぎる
「そう言えば、薫くんは夏休み何してたの?」

「俺?あー…」


そう言いながら何かを考えてる様子を見せた後、ニッと歯を見せた笑顔をこちらに見せてくる。


「日和ちゃんの事考えてた」

「…え?」

「なーんちゃって!本気にした?」


あまりにも自然に言うから真に受けそうになった。

揶揄われた悔しさで思わずムッとなる。


「…本気になんてしてないし」

「本当かなあ」


笑いながら揶揄ってくる薫くんを軽く叩いた後、席に戻る。

何さ!あんな意地悪みたいなん言ってきて!

本当に騙されてないし!
< 93 / 379 >

この作品をシェア

pagetop