Your happiness is mine
『はぁ,,,あ…かね、ごめ‥んね,,』
そんなに距離を走ってないのに、息切れは激しくだす
『おそーい!!私が変なヤツにからまれて、変なもの買わされたら、どうするのさぁ!!』
きっと茜には
私達が遅刻してくることも
急ぎはしないのに、急いだように誤魔化すことも
すべてお見通し
だっていつもそうなのだから
けれども
毎度、遅刻する私と真理はいつも、わざとらしい程に、息を荒げ
茜は理由も聞かずに
ニヤニヤしながら怒る
これが私たち三人のいつもの始まり
それが私たち三人なのだ