Side Story 〜葉月まい 番外編集〜
そのあとは仕事の予定はなく、フリータイムとなる。
「じゃあ、私はオフィスに戻るわね」
そう言うカレンに、真里亜たちは改めてお礼を伝えた。
「カレンさん、本当にありがとうございました」
「いいえ。あ、明日はジョンがパーティーを開くそうだから、皆さんもぜひいらしてね。それじゃ」
ハイヒールで颯爽と歩き始めたカレンは、すぐ後ろをついて来る住谷に気づいて、くるりと向きを変える。
「なにかしら。まだ私に用? それともストーカー?」
「まさか。君のボディガードだよ」
「はあ?」
「こんな素敵なレディを一人で歩かせるなんて、この俺がさせる訳ないだろ」
「この俺だかどの俺だか知らないけど、彼氏ヅラするのやめてくれる?」
「してないさ。言っただろ? ボディガードだって。ほら、気にせずどうぞ」
うやうやしく手で促されて、カレンはツンと顎を上げる。
そのまま前に向き直り、スタスタと歩き始めた。
しばらく歩いたところで、キュリアスUSAのオフィスビルに着く。
「ここからはIDカードがないと入れないわよ」
「ああ。ここまで来れば安心だな。それじゃ」
踵を返した住谷は、最後にふとカレンを振り返る。
「今日、何時上がり?」
「え、5時だけど」
不意を突かれて思わず答えると、「分かった」と言って今度こそ住谷は去っていった。
「じゃあ、私はオフィスに戻るわね」
そう言うカレンに、真里亜たちは改めてお礼を伝えた。
「カレンさん、本当にありがとうございました」
「いいえ。あ、明日はジョンがパーティーを開くそうだから、皆さんもぜひいらしてね。それじゃ」
ハイヒールで颯爽と歩き始めたカレンは、すぐ後ろをついて来る住谷に気づいて、くるりと向きを変える。
「なにかしら。まだ私に用? それともストーカー?」
「まさか。君のボディガードだよ」
「はあ?」
「こんな素敵なレディを一人で歩かせるなんて、この俺がさせる訳ないだろ」
「この俺だかどの俺だか知らないけど、彼氏ヅラするのやめてくれる?」
「してないさ。言っただろ? ボディガードだって。ほら、気にせずどうぞ」
うやうやしく手で促されて、カレンはツンと顎を上げる。
そのまま前に向き直り、スタスタと歩き始めた。
しばらく歩いたところで、キュリアスUSAのオフィスビルに着く。
「ここからはIDカードがないと入れないわよ」
「ああ。ここまで来れば安心だな。それじゃ」
踵を返した住谷は、最後にふとカレンを振り返る。
「今日、何時上がり?」
「え、5時だけど」
不意を突かれて思わず答えると、「分かった」と言って今度こそ住谷は去っていった。