The previous night of the world revolution3〜L.D.〜
…などと、考えていたら。
「ルレイア、いる?」
「あ、シュノさん」
件のシュノさんが、ルルシーの部屋を訪ねてきた。
「シュノ…!大丈夫か?その…あいつは殺したのか」
「うん」
ルルシーの問いに、シュノさんはこくり、と頷いた。
…そりゃそうなるよなぁ。
「頭を撃っただけだから、いつもみたいに中身を取り出して売るように、指示してきたわ」
ありゃ。中身は綺麗に取ってあるのか。
シュノさんは優しいなぁ。俺だったら、内臓がペースト状になるまで拷問して殺すけどな。
せめてもの情け、って奴なのか。
いや、単純にシュノさんには、いたぶる趣味がないのだろう。
…ん?これだと俺にいたぶる趣味があるみたいだな。
ないない、ないよ。人をドSみたいに言わないでくれ。
俺はほら、遊び心のある大人だから。
ちょっと遊んでるだけなんだよ。ちょっと遊んだら、勝手に奴らが死んでるだけで。
「そうだったんですか。お疲れ様です」
「別に疲れてないわ。大丈夫」
「良ければお茶でも奢りましょうか?」
俺は優しくて、女性に気遣いが出来る素晴らしい大人だからな。
「ううん、でも一つだけ…。私にまた、お洋服選んでくれる?」
「洋服を?」
「うん。今着てるこれ…汚い血で汚れちゃったから」
…成程。それは一大事だな。
「それは大変ですね。今すぐ新しいのを買いに行きましょう。素晴らしく素敵なゴスロリワンピを選んであげますよ」
「うん。ありがとう」
シュノさんは、何かが吹っ切れたような笑顔だった。
…それで、良かったんですね。シュノさん。
「そんな訳なので、ちょっとシュノさんとデートしてきますね。ルルシー」
「あぁ。行ってこい」
「…違う人とデートしたからって、ジェラシーしないでくださいね?」
「はよ行け」
ひどーい。ルルシー。照れ屋さんなんだから。
シュノさんくらい、素直になってくれたら嬉しいんだけどな。
さて、それはともかく。
シュノさんの為に…とびきり素敵な、ゴスロリワンピを選んであげるとするかな。
忌まわしい記憶を、忘れてしまえるくらい可愛い奴を。
「ルレイア、いる?」
「あ、シュノさん」
件のシュノさんが、ルルシーの部屋を訪ねてきた。
「シュノ…!大丈夫か?その…あいつは殺したのか」
「うん」
ルルシーの問いに、シュノさんはこくり、と頷いた。
…そりゃそうなるよなぁ。
「頭を撃っただけだから、いつもみたいに中身を取り出して売るように、指示してきたわ」
ありゃ。中身は綺麗に取ってあるのか。
シュノさんは優しいなぁ。俺だったら、内臓がペースト状になるまで拷問して殺すけどな。
せめてもの情け、って奴なのか。
いや、単純にシュノさんには、いたぶる趣味がないのだろう。
…ん?これだと俺にいたぶる趣味があるみたいだな。
ないない、ないよ。人をドSみたいに言わないでくれ。
俺はほら、遊び心のある大人だから。
ちょっと遊んでるだけなんだよ。ちょっと遊んだら、勝手に奴らが死んでるだけで。
「そうだったんですか。お疲れ様です」
「別に疲れてないわ。大丈夫」
「良ければお茶でも奢りましょうか?」
俺は優しくて、女性に気遣いが出来る素晴らしい大人だからな。
「ううん、でも一つだけ…。私にまた、お洋服選んでくれる?」
「洋服を?」
「うん。今着てるこれ…汚い血で汚れちゃったから」
…成程。それは一大事だな。
「それは大変ですね。今すぐ新しいのを買いに行きましょう。素晴らしく素敵なゴスロリワンピを選んであげますよ」
「うん。ありがとう」
シュノさんは、何かが吹っ切れたような笑顔だった。
…それで、良かったんですね。シュノさん。
「そんな訳なので、ちょっとシュノさんとデートしてきますね。ルルシー」
「あぁ。行ってこい」
「…違う人とデートしたからって、ジェラシーしないでくださいね?」
「はよ行け」
ひどーい。ルルシー。照れ屋さんなんだから。
シュノさんくらい、素直になってくれたら嬉しいんだけどな。
さて、それはともかく。
シュノさんの為に…とびきり素敵な、ゴスロリワンピを選んであげるとするかな。
忌まわしい記憶を、忘れてしまえるくらい可愛い奴を。