幼なじみは過去と能力持ち少女を溺愛中!
私の能力
ふう……これで最後かな

「慧先輩、確認お願いできますか?」

そう言って私は慧先輩に資料を渡した

「……完璧だ」

ほっ、良かった

安堵しつつ、「ありがとうございます」と言った

「ありがとう癒亜。もう終わったからもう帰れそうだ」

「よかったです。私はあまり仕事してませんが……」

「いや、気づいてないのかもしれないが、この中の誰よりも仕事してたぞ」

えっ、そうなんだ。気づかなかった

「そうなんですか」

「ああ、生徒会にいて欲しいくらいだ」

生徒会にいて欲しいくらい……か

嬉しいけど、゛あの時‪゛と同じになったらな、と思ってしまい、返事に困惑する
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