【電子書籍化】出世のために結婚した夫から「好きな人ができたから別れてほしい」と言われたのですが~その好きな人って変装したわたしでは?
「はい」
「あれがヒントとなり、ロンバールも隠し部屋へと通じる魔導書を読み解いたらしい」
「そうなんですか?」
アンヌッカが驚き声をあげると、ライオネルはゆっくりと頷いた。
「ユースタスが持っていた魔導書だが。ロンバールは以前、その魔導書を目にしていたようだ。そして中身を書き写していたみたいだな」
「へぇ、なんだって勉強熱心な方なのですね」
「いや、違う理由だ。ロンバールはあれでも王弟だからな。ユースタスがまだ独身の今、王位継承権はユースタスの次に持っている」
ここで継承権の話が出てきたとなれば、アンヌッカにだってピンとくるものはある。
「ロンバールは、昔から陛下とユースタスの命を狙っていたような人物だ。それだって、証拠を残さずねちねちとやるから質が悪い。俺たちは、ロンバールの素行に気がついてはいたが、確固たる証拠がないため問い詰めることができなかった」
やはり、ロンバールは王位が欲しかったのだろう。
「戦争を起こし、そのどさくさに紛れて陛下とユースタスの命を奪えばいいとも考えていたようだ」
「あれがヒントとなり、ロンバールも隠し部屋へと通じる魔導書を読み解いたらしい」
「そうなんですか?」
アンヌッカが驚き声をあげると、ライオネルはゆっくりと頷いた。
「ユースタスが持っていた魔導書だが。ロンバールは以前、その魔導書を目にしていたようだ。そして中身を書き写していたみたいだな」
「へぇ、なんだって勉強熱心な方なのですね」
「いや、違う理由だ。ロンバールはあれでも王弟だからな。ユースタスがまだ独身の今、王位継承権はユースタスの次に持っている」
ここで継承権の話が出てきたとなれば、アンヌッカにだってピンとくるものはある。
「ロンバールは、昔から陛下とユースタスの命を狙っていたような人物だ。それだって、証拠を残さずねちねちとやるから質が悪い。俺たちは、ロンバールの素行に気がついてはいたが、確固たる証拠がないため問い詰めることができなかった」
やはり、ロンバールは王位が欲しかったのだろう。
「戦争を起こし、そのどさくさに紛れて陛下とユースタスの命を奪えばいいとも考えていたようだ」