Devilの教え
「だから早く返そうと思って!」

「…………」

「それがたまたま今日、みたいな!?」

「…………」

「たまたま親と喧嘩した日だった、みたいな!?」

「…………」

「あ! でも心配しないで! これって珍しい事じゃなくて――」

「離せ」

「え!?」

「金から手え離せっつってんだよ」

 全く動じてないって声出したアスマは、まだお金を握り締めて話してたあたしの手からグイグイお金を引っ張ってて。


「ええ!?」

 その反応は想定外だったあたしは、驚くしかなかった。
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