昼休みに会社の休憩室で、両思いに変わりませんか?
すると、木原先輩が少しだけくすっと笑ったような声が聞こえた。

そーっと木原先輩の方へ視線を向けると……




何故か私と一歩分くらいの距離まで近づいている。




「なんで近づいているんですか……!」



「宇田が俺を見ないからでしょ。見てないから、俺が近づいたことに気づかないのが悪い」

「そんなの屁理屈(へりくつ)です!」

「そうだね。屁理屈かもね。でも、近づくのが嫌なら俺と目を逸らさないでよ」

木原先輩のそう言われて、私は何とか木原先輩と目を合わせる。
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