きっと・・・
ずっと・・・
 朝日がまぶしい朝だった。

目が覚めると

あっちゃんが私の隣で座ってた。

「なつ・・・」

「なつ・・・

今日、アイツの所へ行け。

荷物用意したから。」

そこには大きなバックがあって

私と瑠姫の数日分の着替えがあった。

「足りなかったら

後で送るから・・・」

あっちゃんはきっと

もう、ここへ帰ってくるな

と、言っている。

友美から聞いた過去も

みんな嘘に感じた。

何の抵抗も

何の反発も

言い返す事も出来ずに

私と瑠姫はアパートを出た。
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