幽霊鬼ごっこ
ペコリと頭を下げて挨拶すると、おばさんが怪訝そうな顔に変わった。
「どこかでお会いしたかしら?」
頬に片手を当てて首を傾げている。
「あの、私達キズナ小学校の生徒です。5年1組で、信一と同じクラスの」
おばさんは私達のことを忘れてしまったんだろうかと、必死で説明する。
けれどおばさんはしかめっ面をしたまま固まってしまった。
「キズナ小学校? しんいち? なんのことを言っているの?」
「私です。吉野裕美。こっちは川井由紀です。何度かお邪魔したことがありますよね」
「いいえ。私に小学生の知り合いなんていませんよ。さっきからなにを言っているの?」
おばさんの顔つきが徐々に険しくなってくる。
私は思わず後ずさりをしてしまっていた。
「もしかしておばさんも信一の記憶がないんじゃない?」
由紀が後から声をかけてくる。
「そんな……。あ、あの信一って覚えてますよね? おばさんの、子供です」
「そんな子知らないわ。うちに子供はいないのよ」
「どこかでお会いしたかしら?」
頬に片手を当てて首を傾げている。
「あの、私達キズナ小学校の生徒です。5年1組で、信一と同じクラスの」
おばさんは私達のことを忘れてしまったんだろうかと、必死で説明する。
けれどおばさんはしかめっ面をしたまま固まってしまった。
「キズナ小学校? しんいち? なんのことを言っているの?」
「私です。吉野裕美。こっちは川井由紀です。何度かお邪魔したことがありますよね」
「いいえ。私に小学生の知り合いなんていませんよ。さっきからなにを言っているの?」
おばさんの顔つきが徐々に険しくなってくる。
私は思わず後ずさりをしてしまっていた。
「もしかしておばさんも信一の記憶がないんじゃない?」
由紀が後から声をかけてくる。
「そんな……。あ、あの信一って覚えてますよね? おばさんの、子供です」
「そんな子知らないわ。うちに子供はいないのよ」