恋するマリネ
玄関の前に立ち…呼び鈴を押そうとしても…また…人差し指が言うことをきかない。
ーーアンタ…一体…どんな顔して逢うつもり
ーー一ヶ月近く…ケンシローをほったらかしといて…
ーー今更…ごめんね…なんて言われても…ケンシローの方が…許せないよ。
ーー解ってる。
ーーアタシがいけないの…解ってる。
ーーそれでも…まだケンシローが好きなんたから…。
アタシの中で二人のマリネが言い争う。
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