果実と恋のバスケット
ミカンくんのまとめに、僕は頷く。
ブドウは自分が作るものを聞いて、むっと眉間にシワを寄せた。
「パフェですか…難しそうですね…」
「ちょっと材料とか、作るものは多いけど…意外と簡単だよ、大丈夫」
ブドウの心配そうな声音に、アンズちゃんが寄り添うように微笑んでいる。
…僕も、割と心配だなぁ…。
お菓子作りとかしたことないし…。
そう思うものの顔には出さないで、僕はまとめ役であるブドウやミカンの言葉を待つ。