果実と恋のバスケット
どうやら5人は、一番窓際に新しい列を作ってそこに座るらしい。
窓際の一番うしろ。その隣は、誰であろう…私だ。
ってことは、転校生の誰かとお隣になるの…?
先生の発表で、女の子たちから羨みの視線が窓際に向けられている。
先生っ…!視線が痛いですっ…!
転校生くんたちは、視線を気にした様子もなく指定された席に座る。
私のお隣は、キザっぽい木成くんになった。
「よ、よろしくお願いしますっ…」
「よろしくねぇっ、アンズちゃん!」