果実と恋のバスケット



突然私の名前が飛び出てきて、とっさに手を止める。



どうしよう…。



声色からして、いい話じゃないのは明らかだ。


入ってもいいのかな…?





「ただ『アプリコット』の子で顔がちょっといいからって、お菓子作りも接客も担当って、でしゃばっちゃってさ!」




「っ…!」




吐き捨てられた言葉に、息を呑む。



やっぱり、そう、思われてるんだ…。





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