果実と恋のバスケット



口の中の砂糖が溶けると、私はリンゴくんを見上げる。

赤い瞳は優しげに微笑んで、「ごめんねぇ…でも可愛くって」と言う。




「もう…」




謝られると何も言えなくなって、私は今度は自分で綿あめを口に運んだ。













食べ終えると、リンゴくんがマップを指さした。




「次はお土産屋さんいかない?」





< 386 / 539 >

この作品をシェア

pagetop