果実と恋のバスケット



だけど、イチゴくんはなぜかこてんと首を傾げて「何言ってるの、もう!」と笑った。




私の手を握る手に力が入り、吐息がかかるぐらいに顔が近づく。






「ボクよりも誰よりも、アンズちゃんのほうが可愛いよ」




うっすらと開いたまぶたから、甘い色の瞳が覗く。




「ねえ、ボクは―――」









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